こんにちは、ヨッシーです。
3代目スバルXVは2023年にはフルモデルチェンジが控えており、新型クロストレックになります。
そして、フルモデルチェンジするということは、現行型も性能が良く人気車種であったという証でもあるんですね。
性能が悪く人気がなかったらそのまま絶版になりますから。とはいえ、どんな車でも辛口評価って付き物ですよね?
というわけで、スバルXVの良いところ悪いところを知り尽くしている、スバルXV所有者の僕が辛口評価に対して、斜め45度からバッサリ斬らせてもらいます。
結論
- どこに基準を持ってくるかで全く評価は変わる。
- スバルXVは評価が辛口な点も多々あるけど、総合力の高いバランスの良い車。
スバルXVの評価で辛口の内容を集めてみた
スバルXVの辛口評価はざっとこんな感じです。
- 燃費が悪い
- 加速が悪い
- 価格が高い
- 後部座席が狭い
というわけで、それぞれについてチェックしていきましょう。
スバルXVの評価で辛口の内容1:燃費が悪い
「燃費が悪い」。トップバッターはコレですね。
スバル車が燃費悪いのは今に始まった話ではありませんが、未だにここは今一つなんですよね。実際のクチコミを見ていきましょう。
スバルXV Advance、ハイブリッドですが、下道だけを走っていると燃費は8km/L未満です。しかも燃料タンク容量45L。満タンから300kmちょっとくらいでガソリンスタンド行きです。なお、やさしい運転を心がけています。
— なまなん (@nama_nan) March 2, 2022
ツイッターでも燃費が悪いと感じている方がいました。
確かに最近の車としては、燃費が悪い方だと思います。実際に、6ヵ月間の総合燃費は満タン法で10.7km/Lですので・・・。
ただ、スバルXVは燃費を重要視している車ではありませんし、搭載エンジンの「e-BOXER」の特徴として、燃費向上はオマケでメインは運転を楽しくする技術なんですね。
それに、「e-BOXER」はマイルドハイブリッドですので、ストロングハイブリッド車と比較したら燃費が悪いのは当たり前です。
マイルドハイブリッド車はガソリン車にオマケが付いているようなものなので、比較するならガソリン車になると思います。
というわけで、4WDでガソリン車のライバル車と比較すれば、特段「燃費が悪い」ということはないですね。
このへんのお話は、下記の記事でまとめておりますので是非ご覧ください。
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スバルXVの評価で辛口の内容2:加速が悪い
スバルXVは、「加速が悪い」というクチコミもありました。
エコモードの運転時でも燃費の向上はあまり感じられず、低速域での動きにもたつきがあり加速の悪さにもストレスを感じる場面があります。モードを上手に切り替えながら走りを楽しむ姿勢でいるのが良いのでしょう。同乗者の意見によると、特に後部座席においては車内空間が少し窮屈で圧迫感があり、運転手には心地よい走行時の振動も大きく感じるようです。
引用元:https://car-me.jp/
上記クチコミのこの方は、「加速の悪さにストレスを感じる場面がある」と言っておりますね。
50代の男性の意見ですので、若いころに車全盛期だった方でしょうか。
つまり、スポーツカーの加速感を普通に味わってきている世代と推測します。
確かにスポーツカーの加速感からすると、スバルXVは「加速が悪い」と辛口評価されても致し方なしですね。
しかしながら、僕の感覚では、出足も滑らかだし、合流の際の加速も申し分ないし、山道でも全くストレスなくスムーズに加速すると感じております。
ですので、「加速が悪い」と辛口評価するのは間違いであると断言したいです。
加速(馬力)に関しては記事にもしていますので是非チェックしてみてください。
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スバルXVの評価で辛口の内容3:価格が高い
スバルXVは、「価格が高い」というマイナスポイントもあります。
ツイッターのこの方は、「くそ高い」と辛口評価です(笑)。
欲しい車はスバルXVですね。くそ高いけど。
— (@cota87469) June 10, 2020
スバルXVの中間グレード「スマートエディション」でも本体価格は270.6万円なので、確かに価格は高いんですよ。ちなみに、乗り出し価格は約320万円。
でもライバル車との比較ではどうでしょう?というわけで、ライバル車を集めてみましたよ。
- スバルXV:220万~295.9万円
- ヴェゼル:227万~329万円
- CX-30:245.8万~391.6万円
- カローラクロス:199万~319万円
- エスクード:297万円
このように並べてみると最上級グレードの比較では、ライバル車と比べると最も安いという事になりますね。
最廉価グレードでは中間くらいの価格になっています。この結果から、スバルXVだけが特別価格が高いわけではないようですね。
そして、スバルのアイサイトは運転支援システムのパイオニア的存在で、それに続くカタチで各自動車メーカーも運転支援システムには力を注いでいます。
最近の車は、運転支援システムをはじめとした様々な装備が充実しているんですね。
このような背景もあり、自動車自体の技術レベルがひと昔前と比較して格段に向上しているので、一概に「価格が高い」とは言えない状況ではないでしょうか?
スバルXVの評価で辛口な内容4:後部座席が狭い
ラストは「後部座席が狭い」ですね。
xvは後部座席が狭いので却下。。雪溶けたらいろいろ試乗しに行こうかな。。
— た (@chiharu5221) January 27, 2018
ツイッターのこの方、後部座席が狭い事を理由にスバルXVは却下してしまったようです。
この方の基準は分かりませんが、例えば後部座席が圧倒的に広いミニバンを基準にしたら、スバルXVの後部座席は狭いと言われても致し方ないですね。
実際、ミニバン以外の車としては、スバルXVの後部座席は広い方だと言えるでしょう。
また、ミドルクラスSUVの中ではトップクラスの広さと言っても過言ではありません。
その理由としては、スバルXVを購入する前に比較対象として、エスクード、SX4-Sクロス、CX-30、ヴェゼルの後部座席を実際に座って確認しました。
その結果、後部座席が広くて快適であると感じたのは、ヴェゼルとスバルXVだけだったんです。
ですので、実際は「後部座席は広くて快適」と言っても差し支えないと思います。
と、妻も子供も口をそろえて言っていましたよ♪
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スバルXVの評価で辛口の内容について~まとめ~
いかがでしたでしょうか?
スバルXVの評価で辛口の内容について、ここでまとめておきましょう。
- 燃費が悪い
→最近の車にしては悪い。僕の半年の実績だと10.7km/L。
→ただし、同クラスのライバル車と比較すると普通。
- 加速が悪い
→スポーツカー乗り換え組からすると「加速は悪い」
→普段使いなら必要十分。むしろ加速は良い方。
- 価格が高い
→乗り出し価格が300万円超えは確かに高い
→ライバル車と比較すれば高いという事はない
→最新技術が投入されていることを考慮すれば高くはない
- 後部座席が狭い
→ミニバンからの乗り換え組からすると狭い
→ライバル車の中では広い方
→妻と子供は「広くて快適」と好印象
というわけで、評価が辛口の内容については、納得できる部分もありましたが、要するに「どこに基準をもってくるか?」によって評価が変わってくると思いました。
僕の個人的な感覚では、スバルXVの唯一無二の欠点は、やっぱり「燃費の悪さ」だと思っています。
それ以外は、かなり高いレベルでまとまっていると言っていいでしょう。
車を購入する際、「全てを満たすもの」ってそうそう無いと思うんですよ。
例えば、「加速力と燃費」「居住性とカッコ良さ」「高級感と価格」・・・等々、相反する二つの要素って同時には盛り込めないんですね。
そうして考えたとき、スバルXVは本当に高い次元でバランスのとれた優良車種だと断言できます。