引用元:https://www.subaru.jp/
こんにちは、ヨッシー(@freeman_yoshi)です。
3代目スバルXVが現在の車ですが、2022年9月にフルモデルチェンジ情報が発表されていますね。
また、新型スバルXVはアメリカ名の「クロストレック」に統一されることになりました。
3代目スバルXVは2017年に発売した車なので2022年で6年目。そろそろフルモデルチェンジの情報が発表されてもおかしくありませんね。
というわけで、3代目スバルXV(現行車)を所有している僕が、2022年に発表された新型スバルXV(クロストレック)の最新情報についてまとめてみました。
スバルXV(クロストレック)フルモデルチェンジ2022:基本情報
新型スバルXV(クロストレック)について以下のポイントで説明していきますね。
ポイント
- デザインはキープコンセプト
- サイズは現行型とほぼ同じ
- パワートレインはe-BOXERのみ
- 価格は300万円前後の見込み(予想)
それでは順番に説明していきます。
デザインはキープコンセプト
2022年9月に世界初公開された新型スバルXV(クロストレック)のデザインはこちらになります。
引用元:https://www.subaru.jp/
新型は旧型よりも樹脂パーツの部分が増えてワイルドになりました。
旧型も都会的でカッコイイと思いますが、新型はワイルドなカッコ良さを追求した感じですね。
サイズは現行型とほぼ同じ
ボディサイズを比較するとこうなります。
- 旧型スバルXV:4485×1800×1550mm
- 新型スバルXV(クロストレック):4480×1800×1550mm
※両者ともにシャークフィンアンテナ・ルーフレールを含まない
横幅がでかいと急に運転しずらくなるので、1800mm以内に収まっているのはポイント高いと思います。
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また、全高も1550mmをキープできていますので、立体駐車場も利用できそうですね。ただし、旧型と同様にルーフレールとシャークフィンアンテナを付けた場合は、厳しくなります。
あと、最低地上高は200mmでこちらも旧型と変化なしです。走破性の高さもこの車のウリの一つなので、これも変化なしで良かったですね。
パワートレインはe-BOXERのみ
パワートレインは、今のところ2000ccのe-BOXERのみのラインナップになるようです。
これまでの車メディアの情報では1500ccのターボ仕様もあるのでは?と噂がありましたが、デビュー時にはこちらは出ないようですね。
ただ、現行のフォレスターも発売数年後にターボ仕様がラインナップに追加されましたし、レヴォーグも発売1年後に2.4Lターボ仕様が追加されています。
この流れからすると、個人的な予想では新型スバルXV(クロストレック)についてもデビューしてから数年後にターボ仕様が追加されるのではないでしょうか?
とはいえ、2030年以降はガソリン車の販売を禁止にするというルールが検討されているので、この先どうなるかはまだわかりませんね。
価格は300万円前後の見込み(予想)
価格の情報はまだ発表されていませんが、車メディアの情報から予想すると以下のようになりました。
旧型車の本体価格は税込みで2,200,000円~2,959,000円です。
このうち、2000ccのe-BOXERの価格は2,651,000円~2,959,000円。
新型スバルXV(クロストレック)は、車メディアの情報によると現行車より20~30万円アップすると予想されています。
そして、今回パワートレインは2000ccのe-BOXERに絞られるので、本体価格は、おおむね285万~325万円になると予想できますね。
つづいて乗り出し価格について予想してみましょう。
僕が購入したスバルXVスマートエディションは、本体価格約270万円に対してオプションを入れた乗り出し価格が約320万円でした。
モデル末期のため約30万くらい値引きしてもらってこの金額ですので、値引きなしだと350万円だったということですね。
ですので、新型スバルXV(クロストレック)は、廉価グレードの285万円でも値引きなしの乗り出し価格は365万円くらいと予想できます。
フルモデルチェンジ直後のため、値引きを5万円くらいと想定すると、乗り出し価格は360万円くらいになるのではないでしょうか?
最上級グレードであれば乗り出し価格で400万円くらいと予想できます。
ここまで基本的なフルモデルチェンジの情報を解説しましたが、次のセクションからは注目装備4選についてお伝えします。
スバルXV(クロストレック)フルモデルチェンジ2022:注目装備4選
注目装備4選は以下の通りです。
- 縦型大型ナビ画面
- 駐車に便利な360度カメラ
- つながる安全機能
- 次世代アイサイトを搭載
それぞれ見ていきましょう。
縦型大型ナビ画面
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新型スバルXV(クロストレック)のナビ画面は、レヴォーグにも搭載されている縦型大型モニターになります。
上級車種と同様のこちらの装備は、高級感もあり操作もタッチパネル式で使いやすそうですね。
ちょっと気になるのは、精密機器なだけに真夏の炎天下に車を置いた場合に、熱によるダメージが心配です。
もちろん、メーカーとしてはそのような環境下も想定して設計しているはずですので、心配無用だと思いますが。
駐車に便利な360度カメラ
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駐車の際に上から見下ろすように車を確認できる360度カメラが搭載されます。
こちらはできれば現行車にも装備してほしかったものですが、新型スバルXV(クロストレック)から装備することになりました。
駐車が苦手な方にとっては、これはありがたい装備ですね。
つながる安全機能
事故や故障が発生した際に緊急車両やロードサービスの手配をしてくれるコネクテッド機能が装備されます。
この機能も最近の車には装備されることが多くなっていますが、ついに新型スバルXV(クロストレック)にも装備されることになりました。
スバルではこのコネクテッド機能を「スターリンク」と名付けており、新車で購入すれば5年間は無料でこの機能を使えます。
ただし、5年を過ぎると年間5,500円(税込み)の利用料が発生するんですよ。
また、中古で購入した場合は初年度から年間5,500円の利用料金が必要になります。
次世代アイサイトを搭載
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レヴォーグはアイサイトXを選択できますが、新型スバルXV(クロストレック)の場合はアイサイトXは選択できません。
しかし、次世代アイサイトの採用となり、ステレオカメラは従来の画角の約2倍に拡大したものを採用。
そして、中央には単眼カメラも装備され、合計3つのカメラを搭載。
単眼カメラは二輪車や歩行者も認識することができ、次世代アイサイトは、これまでのアイサイトシリーズで最高の性能になりました。
新型車らしく最新技術がてんこ盛りですが、残念なポイントもありましたので次のセクションで紹介しますね。
スバルXV(クロストレック)フルモデルチェンジ2022:残念なポイント2点
残念なポイントは2点あります。
- ブレーキホールドが使いづらい
- 標準装備のオールシーズンタイヤが微妙
それぞれ見ていきましょう。
ブレーキホールドが使いづらい
先ほど縦型大型モニターが採用されるとお伝えしましたが、ブレーキホールド(AVH)の操作が使いづらくなります。
なぜなら、ブレーキホールド機能を作動させるのにタッチパネルで3アクション必要になるから。
現行車だと物理スイッチにより1アクションで作動させられるので、これは少々残念なポイントですね。
標準装備のオールシーズンタイヤが微妙
標準装備されるタイヤはグレードにより17インチ仕様と18インチ仕様があり、銘柄は以下の通りです。
- 17インチ→横浜ゴム「ジオランダーG91」
- 18インチ→住友ゴム「FALKEN ZIEX ZE001A A/S」
どちらも「M+S(マッド&スノー)」マーク付きのオールシーズンタイヤ。
なので、ちょっとした雪道は走行が可能になります。
しかし、オールシーズンタイヤは凍結路(アイスバーン)を走行することはできません。
あくまで降雪地域以外を走行中に偶然にちょっとした雪が降ってきても慌てずにすむくらいの感覚でいた方が良いと思います。
ですので、間違ってもこのタイヤで「雪山に行こう!」とは思わないでくださいね。
なお、「M+S(マッド&スノー)」マーク付きのオールシーズンタイヤでは高速道路などで実施される冬用タイヤ規制をクリアすることができない可能性があります。
ここでオールシーズンタイヤについてもう少し深堀りしますね。
実はオールシーズンタイヤは「M+S」マークに加えて「スノーフレークマーク」が付いたものもあるんです。
↑スノーフレークマーク
スノーフレークマークが付いているオールシーズンタイヤの場合は、正式に「冬用タイヤ」として認められています。
なので、冬用タイヤ規制をクリアすることが可能なんですよ。
とはいえ、スノーフレークマークが付いたオールシーズンタイヤであっても凍結路(アイスバーン)の走行は得意ではありません。
ですので、日常的に雪道走行をする場合はスタッドレスタイヤを装着するしかなさそうですね。
繰り返しになりますが、新型スバルXV(クロストレック)に標準装備されているタイヤは、「M+S」マークのみが付いたオールシーズンタイヤ。
ですので、このままの状態で雪山に行けるわけではないので、注意が必要です。
恐らくメーカーの意図としては、雪道を走る際はやはりスタッドレスタイヤを装着して欲しいということなんだと思います。
スバルXV(クロストレック)フルモデルチェンジ2022の最新情報:まとめ
これまで、2022年9月に発表された新型スバルXVについて紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
まとめると以下のようになります。
基本情報
・デザインはキープコンセプト
・サイズは現行型とほぼ同じ
・パワートレインはe-BOXERのみ
・価格は300万円前後の見込み(予想)
注目装備4選
- 縦型大型ナビ画面
- 駐車に便利な360度カメラ
- つながる安全機能
- 新世代アイサイト
残念なポイント2つ
- ブレーキホールドが使いづらい
- 標準装備のオールシーズンタイヤが微妙
現行型のスバルXVがかなり完成された良い車ですので、次回作もかなり期待してもよいのではないでしょうか?