こんにちは、ヨッシー(@freeman_yoshi)です。
3代目スバルXVを新車で購入してからすでに半年以上が経過していますが、今でも本当に良い車を買ったと思います。
ただ、何でもそうですが、車も買った直後から中古車となります。
僕の感覚だと買ってから1年くらいは新車だと思っていますが、既に5,000km以上も走行しているので立派な中古車です。
これからどんどん走行距離も伸びる事だし、どうせすぐに中古車になるのであれば、「最初から中古でも良かったかも・・・」と思ってしまいます。
中古車最大のメリットは初期費用を大幅に抑えることができる点。
ただ、スバルXVの中古車を購入する際には、いくつか注意点があります。
というわけで、メーカー(製造業)勤務で3代目スバルXV所有者の僕が解説していきます。
3代目スバルXVの中古を購入する際の注意点4つはこちらになります。
- スバルXV(中古)の注意点1:C型以降が狙い目
- スバルXV(中古)の注意点2:リコール履歴を確認する
- スバルXV(中古)の注意点3:極端に安い車は買わない
- スバルXV(中古)の注意点4:ボディ傷や車内空間の状況を確認する
それぞれについて、チェックしていきましょう。
スバルXV(中古)の注意点1:C型以降が狙い目
最初の注意点は、C型以降が狙い目ということ。
どういうことか説明する前に、まずは、3代目スバルXVのマイナーチェンジの経歴をチェックしていきましょう。
この車は2017年にデビューした車で、2022年現在、既に6年目。
毎年、年次改良(マイナーチェンジ)が行われており、F型が最新型になっています。
マイナーチェンジの履歴を一覧にするとこのようになります。
マイナーチェンジ履歴
2017年5月(B型)発売:新型スバルXVデビュー
2018年10月(C型)発売:e-BOXER搭載グレードのAdvance追加。
2019年11月(D型)発売:2.0Lモデルは全車「e-BOXER」搭載車となる。
2020年10月(E型)発売:デザインが小変更。(21年7月にスマートエディション追加)
2021年12月(F型)発売:特別仕様車スタイルエディションを追加
本題の「C型以降がおすすめ」という理由は、マイナーチェンジごとに熟成されて不具合が出にくくなるからですね。
マイナーチェンジすると標準装備の種類が増えたり、使い勝手が良くなったり、デザインが引き締まったりもするんです。
どんな製品にも共通することですが、新型デビューした製品は、その後、お客様の元に渡ります。
メーカーは、お客様から「使い勝手」や「不具合事例」などの情報を吸い上げ、それを新たな課題にするんですよ。
そして、課題を解消したものをマイナーチェンジ後のモデルとして販売します。車にも同じことが言えるんですね。
ですので、C型くらいになれば2回目の改良が実施されているモデルなので、性能面についての不安はかなり少なくなるでしょう。
なお、下記の記事でも紹介していますが、2023年にはフルモデルチェンジ後の新型スバルXV(クロストレック)が登場予定になっています。
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スバルXV(中古)の注意点2:リコール履歴を確認する
車はリコールといって、設計・製造が原因による不具合が発生した際には自動車メーカーの判断により、製品を回収して修理などの対応をします。
どんなに良い車でもリコールは発生するので、スバルXVも例外ではありません。
まずは、スバルのホームページのリコール対象車を検索できるページをチェックしてみましょう。
ここで必要となるのが、「車体番号」。
車体番号は、自動車検査証や車本体にも表示されているので、見れば確認することができますよ。
車体番号とは、シリアル番号のようなもので、その車を識別するための重要な番号なんです。
車体番号からは、「いつどこで誰がどんな材料でどのように製造したのか・・・」等々、その車自体の製造工程上の情報が判るようになっているんですよ。
そして話を戻すと、リコール対象車を検索できるページを用い、車体番号を入力して検索することで、その車体のリコール情報を確認できるんです。
なので、あなたが気に入ったスバルXVの中古車があった場合、リコールの情報をここで確認することをおすすめします。
ちなみに、僕のスバルXVのリコール情報を確認したところ今のところは問題なしでしたよ。
注意点の3つ目は「ボディ傷や室内空間の状況を確認する」こと。次のセクションで詳しく紹介しますね。
スバルXV(中古)の注意点3:ボディ傷や車内空間の状況を確認する
スバルXVはSUVなので、キャンプ・スキー・マリンレジャーなどのアウトドアシーンで活躍する車です。
ですので、アグレッシブな使い方をするオーナーが多いんですよ。
実際、僕自身、キャンプ・雪山・海に行くときにはスバルXVに乗って出かけています。
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つまり、舗装された道だけでなくラフロードや雪道などで使われていた車両が多いんですね。
なので、必然的にボディ傷があったり、車内に汚れが付いている可能性が高くなります。
ですので、中古車を確認する際は、外観や車内の状況も念入りに確認するようにしましょう。
スバルXV(中古)の注意点4:極端に安い車は買わない
中古車を探していると極端に安い値段が付いている車があったりします。
思わず「ラッキー」と思ってしまいますが、大きな落とし穴が潜んでいます。安い中古車には必ず安い理由が存在するんですね。
- 室内に汚れあり
- 室内が臭い
- ナビが付いていない
- カスタムのセンスが悪い
等々、安くなる理由は様々です。
ですので、まずは極端に安い中古車を見つけた際は、安い理由を販売店に確認してみましょう。
しかし、安い理由に納得ができるのであれば意外と「買い」な中古車となりますよ。
例えば、「エンジン自体は問題ないけど、ダサいマフラーが装着されている」とします。
この時、ダサいマフラーがカッコイイと思えるのであれば、その車両はお買い得になりますね?
スバルXV(中古)の注意点のまとめ
いかがでしたでしょうか?
スバルXVを中古で購入する際の注意点をまとめるとこのようになります。
注意点4つ
- 注意点1:C型以降が狙い目
- 注意点2:リコール履歴を確認する
- 注意点3:極端に安い車は買わない
- 注意点4:ボディ傷や車内空間の状況を確認する
冒頭でも言いましたとおり、スバルXVは本当に良い車ですので、今回紹介した注意点を押さえて程度の良い中古車を探してみてください。